2017-07-25 第193回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
○国務大臣(山本公一君) 閣議決定をいたしておりまして、それに従いまして、環境省としては国民運動を旗印に今後とも地球温暖化対策計画を進めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(山本公一君) 閣議決定をいたしておりまして、それに従いまして、環境省としては国民運動を旗印に今後とも地球温暖化対策計画を進めてまいりたいと思っております。
○国務大臣(山本公一君) 温室効果ガスの排出量の増大によりまして平均気温は上昇しておりまして、今後も大雨や台風の発生頻度は増加すると予測をいたしております。したがいまして、温室効果ガスの排出削減に着実に取り組むとともに、気候変動の影響に対処し、被害を回避し、そしてまた軽減する適応策が重要になってこようかと思っております。 そういう意味におきまして、平成二十七年十一月に気候変動の影響への適応計画を…
○山本(公)国務大臣 田島委員御指摘のとおり、十年ちょっと前にアスベストの救済法をつくりました。最後、採決のときに、患者団体の方が傍聴に見えておられました。さっきの小池大臣の話もございましたが、私自身も、十分ではないかもしれないけれどもまずは一歩が踏み出せたという思いで、あの採決、御協力をいただいたと思っております。にもかかわらず、報道が事実とするならば、このような案件が起きてきたということを非常に
○山本(公)国務大臣 仮にアメリカがGCFへの拠出について停止を決定した場合、具体的な決定を行っていない状況でございますけれども、私どもとしましては、GCFの支援案件がまだ始まったばかりであります、したがいまして、初期の資金動員プロセスにおいて集まった資金をまだ十分に消化していないところでございますので、まずは採択された案件を着実に実施し、実績を積み上げていくことが重要だろうと考えておりまして、そういう
○山本(公)国務大臣 おっしゃるとおり、国会の情勢が許しますと、私自身、会合に出席をいたします。プルイット長官に直接働きかける機会を持ちたいというふうに思っております。 私は、気候変動対策は新たなイノベーションの創出や経済成長につながるものと認識を従来から持っております。これは、言ってみればアメリカの新政権の目指す方向とも一致するものであろうと思っております。 先般のG7サミットにおいても、安倍総理
○国務大臣(山本公一君) 率直に申し上げまして、森友学園のことについては、国会での何か御審議も余り、あの当時に比べれば少なくなっているやに思っております。機会を捉えて、やっぱり政府としては説明をしていくべきだろうと思っております。
○国務大臣(山本公一君) 先般の御答弁でも申し上げましたように、環境大臣としては御指摘の点についてコメントは差し控えるのが当然だろうと思っておりますけれども、今後とも丁寧なやっぱり説明をしていただきたいなと、さようには思っております。
○国務大臣(山本公一君) 佐藤委員に有り難いお言葉をいただきました。 環境行政といいますか、廃棄物行政というのは、明治四十三年に汚物清掃法というのができて以来、度々法改正をやってまいりました。つまり、廃棄物の概念が時代とともに変わってきたのがその一因だろうというふうに私は理解をいたしております。 今回の法改正も、まさにこの時代に合った廃棄物の対処の仕方ということで法改正を行うわけでございまして、
○国務大臣(山本公一君) ただいまの除染事業における不適正事案についての警告決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
○国務大臣(山本公一君) ただいま議題となりました廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案、特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、福島地方環境事務所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律案について
○国務大臣(山本公一君) 履正不畏、正確な意味は分かりません。ただ、小学校のときに、父親が安倍能成先生に書を書いていただきまして、それが履正不畏でございました。母親にどういう意味やと聞きましたところが、正しいことをやっていれば畏れることはない、そんな意味じゃないかねと母親が言いました。それを私はずっと信じて、履正不畏というのは、正しいことをやっておれば畏れるものはないんだという解釈で今日までやってまいったと
○国務大臣(山本公一君) 生物多様性は、食料や水の供給、気候の安定など人間の生活を支える様々な恵みをもたらすものであります。 生物多様性を構成する生物種は、一度失えば取り戻すことは不可能であります。そのため、自然の恵みを損なうことなく将来にわたり享受するために、生物多様性を保全することが極めて重要であると考えております。
○国務大臣(山本公一君) 除染作業というのは過去に例のない大規模な事業でございまして、特に初期の段階では、先生御指摘のように、洗浄水の不適正な処理や除染廃棄物の不法埋設があったことは事実でございます。 このような事態を受けまして、不適正除染一一〇番を整備するとともに、各不適正事案に対して、事業者に対する追加の除染の指示、再発防止策の報告指示、施工管理体制の改善指示、現場監督員の増員による監督体制の
○国務大臣(山本公一君) まず初めに、福島の皆様及び復興に取り組まれている多くの関係者の皆様、国民の皆様の信頼を大きく揺るがせるような事態を生じてしまったことについて、深くおわびを申し上げたいと存じます。 福島環境再生事務所が行っている除染、中間貯蔵施設事業などは福島の再生復興に不可欠な事業でございまして、地元を始め関係する皆様の御理解と御協力がなければ進めていくことができないものであります。それにもかかわらず
○山本(公)国務大臣 十分なお答えになるかどうかわかりませんけれども……(福田(昭)委員「時間がありませんから簡潔でいいです」と呼ぶ)はい。 指定廃棄物につきましては、私は、現在の方針を堅持してまいりたいというふうに思っております。
○山本(公)国務大臣 豊島の一件というのは、我が国のいわゆる廃棄物行政というもののやはり仕組みを変えるきっかけになった大きな事件であったろうと思っております。 振り返ってみますと、豊島の一件があって、いわゆる産廃特措法が成立をしていくわけでございまして、やはり大きなきっかけになった豊島、随分時間がかかりましたけれども、一応来月完了するという報告を受けております。私にとりましてもやはり感慨深いものがございます
○山本(公)国務大臣 福山委員御指摘のとおり、環境省の体制というのは他省庁と比べましても脆弱であろうと思っております。それにもってまいりまして、昨今、非常に業務の範囲が広がってまいりました。その広がった業務というのがほとんどマンパワーを必要とする業務でございまして、そういう面からいくと、今の人員体制というのは極めて脆弱であろうと思っております。 先般、水俣へ行ってまいりまして、水俣にも環境省の職員
○山本(公)国務大臣 今般の組織の再編等々につきましては、先生御指摘のとおり、さまざまなことを考えた上で、ベストだと思って実行するわけでございます。 その中で、福島の環境事務所につきましての御指摘がございました。これは、正直なことを申し上げまして、先生おっしゃるとおりで、とてもじゃないけれども、あの六百人になんなんとする人員を一所長が管理することはそろそろ限界に来ているというふうに思っております。
○山本(公)国務大臣 私も今月、水俣慰霊式の都合で熊本県を見てまいりました。ひところに比べると進んできているなとは思っておりますが、先生御指摘のとおり、市町村によってはまだまだというところもあるということも伺っております。 そういう意味におきまして、県外の解体業者を含めて、解体の体制をさらに拡充していきたいと思っております。早期に解体が終了する市町村の業者をおくれている市町村に割り当てるなどの、県全体
○山本(公)国務大臣 近年、経済発展を遂げるアジア各国における資源消費量の大幅な増大や循環資源のリサイクル技術の向上を受けまして、我が国においても、過去五年で有害廃棄物の輸出が二倍になり、輸入が七倍に増加しており、雑品スクラップの不適正輸出や廃電子基板等の循環資源のニーズが顕在化してまいりました。 我が国には世界に誇る先進的な環境技術が存在していることから、これを活用することで世界全体の環境負荷低減
○国務大臣(山本公一君) ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律では、国内希少野生動植物種を指定して捕獲等及び譲渡し等を規制し、保全を図っているところですが、特に里地里山などに生息、生育する絶滅危惧種については、これらの厳しい
○山本(公)国務大臣 この雑品スクラップについては、火災の発生や有害物質の飛散など生活環境保全上の支障が生じるおそれがあるにもかかわらず、有償取引されている使用済み機器について規制対象範囲が不明確であったことなどから、廃棄物処理法やバーゼル法の規制が十分及ばないまま、環境上不適正に処理され、輸出されているということが根本的な課題であると認識をいたしております。 このため、今回の廃棄物処理法やバーゼル
○山本(公)国務大臣 廃棄物処理法の適用除外規定については、現在行われている放射性物質汚染廃棄物の処理の状況を踏まえた検討が必要であるため、放射性物質汚染対処特措法附則第五条に定める見直しの検討に合わせて検討を行う必要がございます。 特措法の見直しの検討は、平成二十七年度に行われた施行状況検討会において、除染実施計画が終了する平成二十八年度末を目途に改めて行うこととしており、廃棄物処理法の適用除外規定
○山本(公)国務大臣 御指摘のとおり、適切に処理、リサイクルされることを前提とした製品開発というのは重要であろうかと思っております。 循環型社会形成推進基本法や各種リサイクル法において、製造業者等に対して環境配慮設計に取り組むことを責務として定めております。これを受けて、例えば家電業界や自動車業界においても、環境配慮設計ガイドラインを策定、改定しながら、家電や自動車の減量化、耐久性向上、再生資源の
○国務大臣(山本公一君) 本事案につきましては、指導監督権限を有する豊中市において適切に対応されているものと承知をいたしております。 今先生御指摘の産廃ですけれども、校舎建設工事に伴い発生した廃材等の産業廃棄物については既に敷地外に搬出されていますが、地中から掘り起こされたものについては敷地内に仮置きされていると聞いております。また、現時点では、豊中市からの報告によりますと、廃棄物の保管等に関し特段
○国務大臣(山本公一君) 御指摘のように、適切なリスク管理を推進することは極めて重要であると思っております。そのために、自治体がこの改正法案を適切に運用できるように国として取り組んでいく必要があろうかと考えております。 今後、適用要件のような技術的な事項や自治体が行う事務手続の詳細など具体的な制度設計を行うに当たっては、環境リスクの拡大が生じないよう自治体も含めた関係者間で丁寧に議論をしてまいりたいと
○国務大臣(山本公一君) 先生おっしゃるとおりだと私も思っております。やっぱり正しく恐れるということが大事だろうというふうに思っております。 そういうことを考えていきますときに、今先生が御指摘のように、義務教育段階からある種の知識を持っていただくということは大事なことだろうと私は思っております。
○国務大臣(山本公一君) 放射性物質汚染対処特措法に基づき実施した除染に係る費用については、同法第四十四条の規定によりまして東京電力に求償をいたしております。
○国務大臣(山本公一君) 繰り返しになりますけれども、生活空間の空間線量率が毎時〇・二三マイクロシーベルトを超えていても、必ずしも年間追加被曝線量が一ミリシーベルトを超過しないことが明らかとなっております。ただ、いずれにいたしましても、自治体と十分にコミュニケーションをこれからも取っていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(山本公一君) フォローアップ除染につきましては、追加被曝線量に加えて、汚染の広がりや程度、地形、一回目の除染で実施した手法等を総合的に勘案いたしまして、合理性や実行可能性を判断した上で実施をすることといたしております。 御指摘の〇・二三マイクロシーベルトという数値は、除染を含めた総合的な放射線防護策により達成すべき長期の目標として設定している個人の年間追加被曝線量一ミリシーベルトという
○山本(公)国務大臣 改めて愛媛県の方に確認いたしましたら、二十四年から二十八年度の五年間で、死亡事故は愛媛県ではゼロでございましたが、負傷事例は十件あったというふうな報告を受けました。 私自身、向こうに住んでおりますから、イノシシが最近市街地に出没しているのは、もう頻繁でございます。頻繁でございますし、いろいろな話やエピソードが伝わってまいります。先生がおっしゃるような事故という事例もございますけれども
○山本(公)国務大臣 高橋委員におかれましては、党において精力的に議論を進めていただいておりますことにまずは感謝申し上げたいと思います。 私は、気候変動に一番敏感な民族はどこだといったときに、日本ではないかと思うんです。つまり、四つのシーズンがある。四つのシーズンがあって、縦長の列島、こういう地政学的な状況の中で、日本という国が一番敏感なんだろうと思っております。 私は四国ですけれども、先生は岩手県
○山本(公)国務大臣 先生の御指摘のとおりだと私も思っておりまして、私もアメリカのあのレンジャーの姿に憧れていまして、ぜひ日本のレンジャーもああいう制服を着てやってもらいたいなと思っているんですけれども、なかなかそこまではまだ、レンジャーの諸君もあそこまではという意見もありますので、なかなかアメリカ的なレンジャーの制服には無理かなと思っておりますけれども、人数に関して言えば、どんどん私もふやしていきたいというふうに
○山本(公)国務大臣 先生の御指摘のとおりでございまして、私も就任以来、象牙の問題には頭を悩ませてまいりました。 今回の法改正で、ある意味からいったら、登録制になることによりまして、事業者が今持っていらっしゃる在庫の把握等々も進んでいくのではないかと期待をいたしております。 まずは、今現在、国内にどれほどの全形牙の象牙が存在するのかということを把握していきたい、この法改正にそこに私は期待をいたしております
○山本(公)国務大臣 環境保全が財産権より優位に立つとは私は一概には言えないとは思っておりますが、御指摘のように、人々の環境に対する意識が従来より向上してきていることもこれは事実であろうと思っております。 今御紹介がありました、法制定時の詳細ないきさつまでは必ずしも承知をいたしておりませんけれども、この法律による行為規制等が国民の生活に影響を与える可能性があることから、法の適用に当たって、国民の財産権
○山本(公)国務大臣 絶滅のおそれのある野生生物の種の保存は、我が国においても、また国際的にも、我々人類が解決していかなければならない喫緊の課題だと思っております。 今回の改正法案は、種の保存に関する国内外のさまざまな課題に対応するために必要な措置を最大限に盛り込んだものだと思っております。 改正法案をお認めいただきましたならば、予算、体制の充実を含め、その着実な実施に全力を挙げて、種の保存の取
○山本(公)国務大臣 私の経験上、やはり法というものが、一つの形ができ上がってくると、今申し上げた人員なり予算の確保には極めて有効な手段になってくると思っております。 したがいまして、この改正案が成立をした暁には、今まで以上といった表現はおかしゅうございますけれども、力を入れてまいりたいと思っております。
○山本(公)国務大臣 御指摘のとおり、国内希少野生動植物種の保全を効果的に進めるためには、種の指定後、生息地等保護区の設定や保護増殖事業の実施等を着実に進めていくことが重要であろうかと思っております。 本改正案をお認めいただいた暁には、新たな生息地等保護区の指定や保護増殖事業計画の策定を実施していくためにも、必要な人員と予算の確保に努めてまいりたいと思っております。
○山本(公)国務大臣 野生生物の種の保存は、私は、人類共通の解決していかなければならない喫緊の課題だと思っております。 そういう意味において、今回の改正法案は、必要な措置を最大限盛り込んだものだと思っております。 お認めいただいた暁には、全力を挙げてその着実な実施に取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(山本公一君) ただいま議題となりました土壌汚染対策法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 土壌汚染対策法では、土壌汚染状況調査の実施、調査結果に基づく区域の指定、区域内の土地における汚染の除去等の措置の実施、汚染土壌の処理に係る規制等について規定しており、これまで着実に施行されてきました。今般、前回の改正法の施行から五年が経過したことから
○国務大臣(山本公一君) 汚染者負担の原則と除染の費用負担についてお尋ねがございました。 今般の原発事故に関連する費用を社会的にどう負担していくかにつき、復興拠点整備は、それまでの方針から国として前に踏み出し復興のステージに応じた新たな町づくりとして実施するものであること、除染とインフラ整備を一体的かつ効率的に実施するものであることといった様々な事情を勘案した上で、除染特措法ではなく福島復興再生特措法
○山本(公)国務大臣 まず、デカップリングのことでございますけれども、少なくとも言えますことは、今回の確報値で、いわゆる経済と我々がやっている環境政策は矛盾するものではないということだけははっきりしてきたのではないか、かように思っております。そういう意味で、一定の評価を今回私もいたしております。 これから、そういう意味において、気候変動対策と経済成長などのいわゆる同時解決の視点に立っていろいろなことを
○山本(公)国務大臣 先週、四月十三日に、二〇一五年度の温室効果ガス排出量の確報値を公表いたしました。 我が国の二〇一五年度の温室効果ガス排出量は十三億二千五百万トンで、前年度比二・九%減、二〇一三年度比で六%減となりました。 これは、省エネの進展や再エネの導入拡大等、各種対策の効果があらわれつつあるものと考えております。
○山本(公)国務大臣 今、斉藤委員とそして局長とのやりとりを聞いておりまして、大変いい制度でありながら十分に活用されていないということにいささか危惧を覚えました。というのが、平成八年にでき上がった制度が、今まさに環境の時代と言われるときにそれがだんだんと会員数も減少しているということは、まさに時代の流れに逆行するというような感じを抱きました。 したがいまして、大変権威づけられたこの環境カウンセラー
○国務大臣(山本公一君) 甲状腺検査の在り方については、福島県の「県民健康調査」検討委員会で議論をされるものと承知をいたしております。議員御指摘の経過観察後の症例の取扱いについても、同委員会で検討が行われるものと考えております。
○国務大臣(山本公一君) まず、起点のことについて申し上げたいと思います。 起点のことにつきまして、まず、貯蔵を始めた日からということになる、そうしますと、二十七年の三月ということに相なろうかと思っております。 それから、工程表のことに対してお尋ねがございました。 昨年四月に、中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略及び工程表を取りまとめました。この戦略等に沿って技術開発、再生利用などの